一般歯科【虫歯・歯周病治療・親知らず】
信頼頂ける診療を目指して
当院では、患者様に安心して治療にのぞんで頂けるよう保険診療を中心に行っております。
まずはお話しを伺い、お口の悩みをよく把握すること。
そして、痛みなく安心して治療を受けられる環境づくりに努めます。
治療後も、定期的な検診でクリーニングや歯肉マッサージを行い、健康的なお口を保って頂いております。
虫歯治療とは?
虫歯の原因は虫歯菌です。
虫歯菌が甘いものを原料に酸を作り、歯を溶かして穴を開けてしまったものが虫歯です。
虫歯になった部分は、削り取って被せ物をする治療を行われています。
また、神経にまで達してしまった虫歯には、神経を抜く治療が行われています。
当院では、できるだけ歯を削らずに、歯や神経を抜かずに温存する治療を目指しています。
これは、歯を全く削らず、歯や神経を抜かないということではありません。
虫歯の進行状況は、一般的にC0~C4の5段階に分けられております。
その進行状況を的確に判断し、最低限の侵襲を目指した治療を行ってまいります。
銀の被せ物から、自然な白い被せ物へ【CAD/CAM冠:ハイブリットセラミックレジン冠】
2014年4月の保険改定により、前歯から数えて4番目と5番目の第一・第二小臼歯が、保険診療で白いかぶせ物(CAD/CAM冠:ハイブリットレジン冠)を使用することができるようになりました。
CAD/CAM冠とは、3Dスキャナーで患者様の歯型をコンピュータに取り込み設計図をつくり、専用のマシンでハイブリッドセラミックのブロックから削り出しまて作製する義歯(クラウン)のことです。
金属アレルギーの方や、口を開けた時に金属部分が見えるのを気にされる方など、お気軽にご相談ください。
歯周病治療とは?
歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている『歯周病菌(細菌)』に感染し、引き起こされる炎症性疾患です。
歯周病とともに、耳にする言葉として「歯槽膿漏(しそうのうろう)」がありますが、歯槽膿漏とは字のごとく、「歯周組織から膿(うみ)が出る」症状のことで、歯周病の一症状である歯周炎と同じ意味で用いられています。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします。
症状が悪化すると、歯肉から出血し歯が抜けてしまうこともあり、大人の方が歯を失うもっとも大きな原因となっております。
歯周病治療は、歯肉の健康状態を確認し、細菌たちが増殖する足場となる歯石の除去や、噛み合わせの調整等を行います。
歯周病の治療は、虫歯の治療とちがって、削って詰めたりすることにより1回で変化が確認できるというようなものではありません。
悪くなる原因(歯石、不整な噛み合わせ等)を減らす事で悪化することを防ぎ、自分自身の体の治癒能力によって徐々に治していくものです。
こんな症状がありましたらご相談ください
- 歯茎が赤く腫れている
- 歯磨きの時に血がでる
- 口の中がネバネバする
- 虫歯がないのに歯がしみる
- 食べのもが歯につまりやすい
- 歯がグラグラする
- 歯茎を押すと膿や血がでる
歯周病は進行が比較的遅いのですが、痛みなどの自覚症状がないため気がついたときには手遅れになることも少なくありません。
また、歯周病は一度進行すると治療を行っても、歯茎の腫れは治るとしても、溶けて失ってしまった骨の部分は元に戻ることはありません。
つまり、歯周病治療は予防が第一なのです。
上記の症状に一つでも該当するものがあれば、早めの検診をお勧めします。
自分の歯は大丈夫? 歯周病の進行と症状
進行段階 | 図 解 | 症 状 |
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正常な状態 | 健康な歯ぐきです。 弾力があり、固く引き締まっています。 |
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歯肉炎 | 歯肉に炎症が起き、それに伴い痛みも出てきます。 この段階では、歯槽骨には症状は出ていません。 磨き残しのプラークに唾液中のカルシウムが取り込まれ歯石ができます。 | |
初期の歯周病 | これがいわゆる歯周炎です。 歯周ポケットは、4~5mmほどになり、ポケット内にプラークや歯石がたまり炎症がより強くなります。 歯肉の色が赤みを帯びてきます。 歯を支える歯槽骨も吸収し始めます。 | |
中期の歯周病 | 歯肉下の支持組織、歯槽骨の一部まで炎症が広がります。 それにより歯周ポケットでき、ポケット内にプラークや歯石がたまり炎症がより強くなります。 歯を支えている場所に炎症が起きるので、歯を指で押すとぐらぐらしたり、痛むようになります。 | |
末期の歯周病 | 歯肉下の支持組織、歯槽骨の一部まで炎症が広がります。 それにより歯周ポケットでき、ポケット内にプラークや歯石がたまり炎症がより強くなります。 歯を支えている場所に炎症が起きるので、歯を指で押すとぐらぐらしたり、痛むようになります。 |
親知らず(智歯)とは?
親知らずとは、思春期後半から20歳以降に生えてくる奥歯の中で最も後ろに位置する歯のことです。
親知らずが生えてくると抜歯などの対処をすることが多いのですが、歯そのものや神経は健康であることが多いため、その治療は大きな負担となります。
親知らずの生え方が特殊な場合は、機材設備が整っている久留米大学病院等の近隣の病院歯科とも連携して治療にあたって参ります。
当院では、安易に抜歯をご提案せずに患者様の不安が少しでもなくなるようカウンセリングを行いながら治療を進めてまいります。